工務店が今、生き残りを問われている本当の理由・・・

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i-compass家づくりの羅針盤という
統計学・心理学・ラダリング法で
家づくりの想いを分析できる
システムを使って、
地域工務店の営業マンや、
家づくりをする家族の方々など
工務店サポートツールや
顧客の家づくりの寄り添う

家づくりコンサルタントの福浦です。


今、住宅業界はかつてないほどの大きな変化の波の中にあります。
「技術がある」「真面目に施工している」
──そんな当たり前のことでは、お客様から選ばれなくなった。

これは脅しではありません。
実際に、建築業の倒産は過去10年で最多を記録し、
市場規模は人口減少に伴い縮小し続けています。

では、工務店はなぜ今、生き残りを問われているのか。
その“本当の理由”を、ここで整理したいと思います。

1. 人口減少による「需要そのものの減少」

住宅需要は、購買層である20〜40代の人口に大きく依存しています。
しかし、この層は年々減少。
需要が減る中で、住宅会社や工務店の数はまだ多いまま。

つまり、
「住宅は売れにくくなっているのに、競合は減っていない」
という構造になっています。

これは、どれだけ技術力があっても、
黙っていたら選ばれない時代が来たということです。

2. “比較される時代”に突入した

かつては地域工務店が生きやすい時代でした。
しかし現代は、SNSとWebの普及により、
全国レベルで比較されるようになりました。

性能

価格

デザイン

口コミ

ストーリー

すべてが見える化され、
“地域だから選ばれる”という構図は崩壊しました。

そしてさらに問題なのは、
「何を強みにしているかを言語化できていない工務店が多い」
という点です。

技術はあるのに、伝わっていない。
これは非常にもったいない状況です。

3. “営業の属人化”が限界を迎えた

多くの工務店は、ベテラン営業の力量に依存してきました。
しかし現在、若手人材が不足し、
経験者を採用するのも難しくなっています。

つまり、
「人に頼れない時代に突入した」
ということです。

属人的な営業では限界があり、
受注が安定しません。

必要なのは、
「誰が担当しても一定の成果が出る営業プロセス」。
つまり、仕組みで売れる組織です。

4. お客様が“家”ではなく“暮らし”を買う時代になった

今のお客様は、性能や価格だけでは決めません。
SNSの普及により、暮らし方をイメージしやすくなったことで、
“自分らしいライフスタイル”を求める傾向が強まりました。

しかし、多くの工務店の提案はまだ
・間取り
・性能
・価格
この3点で止まっています。

必要なのは、
**「暮らしをデザインする視点」**です。

暮らしの価値を語れる工務店だけが、
これからの市場で選ばれていきます。

5. “発信の弱さ”が致命傷になっている

SNS時代において、発信は「おまけ」ではありません。
お客様が最初に接触するのは、ほぼ100% WebかSNS。

それなのに、
施工写真だけ、
更新が止まる、
“らしさ”が見えない、
そんなアカウントが非常に多い。

発信が弱いことは、
存在しないことと同じレベルの損失です。

発信には「写真」よりも「文脈」の方が重要で、
“あなたの工務店が何を大切にしているのか”を
伝えることがファンづくりにつながります。

結論:工務店の生き残りは「変化に適応できるか」で決まる

工務店が今、生き残りを問われている本当の理由は、
外部環境の変化だけではありません。

最大の理由は、
これまでの成功体験の延長線では、
未来をつくれない時代になったから。

お客様は変わり、
市場は変わり、
発信方法は変わり、
選ばれる理由も変わった。

だから工務店も、変わらなければいけない。

これからの工務店に必要なのは、
「技術力」ではなく、
価値を伝える力と、仕組みで戦う力。

これは誰にでもすぐにできることではありません。
しかし、一歩踏み出した工務店から、
確実に市場での存在感を取り戻していきます。
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