i-compass家づくりの羅針盤 とは

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i-compass家づくりの羅針盤とは?

i-compass家づくりの羅針盤は、住宅建築を計画・設計・施工する際に、顧客が理想とする住まいにたどり着くまでの「道しるべ」や「ガイド」として機能するサポートシステムです。このコンセプトは、家づくりの方向性を明確にし、顧客が迷わずスムーズに家づくりを進められるようにすることを目的としています。

i-compassの主な役割

i-compass家づくりの羅針盤は、住宅建設において顧客のニーズに沿って方向を示すコンパスのような存在です。家づくりに関する不安や疑問に対し、計画から完成までのプロセスを見える化し、顧客が安心して理想の家を実現できるように導きま

家づくりにおいて、顧客が重視する価値観や目標(理想の住まい、暮らしたいライフスタイル)を明確化し、それを実現するためのコンセプトを定めることが重要です。家づくりの動機は主に4つに分類されます。1.自己実現欲求2.ステータスやセンスの追求3.コミュニケーションの欲求4.クオリティ&スペック(失敗したくない欲求)です。これらに基づき、機能性やデザイン、エネルギー効率、安全性といった潜在的な価値や顧客の価値観を抽出・可視化するシステムが求められます。

家づくりのプロセスを住宅会社や設計事務所の視点から、顧客の視点に立ったものにシフトすることが求められています。家づくりの各ステップを透明化し、顧客と信頼関係を築きながら、円滑な関係構築を支援するツールの導入が重要です。これにより、顧客は自分の価値観やライフスタイルに基づき、理想の住まいを具体的に描き、納得のいく決定が可能となります。顧客主体の家づくりを実現するためには、要望を的確に具現化するツールや効果的なコミュニケーション手法が欠かせません。

統計学を活用して約10万人分の家づくりデータを収集・整理・要約し、さらにラダリング法による価値観抽出リサーチを行うことで、顧客の価値観やニーズの傾向を可視化します。この手法により、顧客と住宅会社が家づくりにおける価値観や傾向を共有・理解し、家づくりの方向性を協議するための確かな基盤を築きます。顧客と住宅会社の双方が、互いの価値観や理想を把握しやすくなり、理想の住まいを実現するための協力体制が整うことが期待され、満足度の高い家づくりに貢献する手法です。

ラダリング法は、マーケティングや市場調査で使用される質的調査手法の一つで、顧客のニーズや好みを深堀りするために活用されます。この手法では、顧客が製品やサービスに対して重視している価値観や特性を明らかにし、表面的な選好の背後にある抽象的な価値観や期待を段階的に引き出します。その結果、商品開発やサービス改善に役立つインサイトを得ることができ、顧客の本質的な欲求に応じた価値ある提案が可能になります。企業はこれを基に戦略を改善し、顧客満足度を向上させます。

ラダリング法の実施手順